PSVRはマイナーチェンジ後バージョンが絶対買い!

 ここだけの話ですが…..

 PSVRはマイナーチェンジ後のモデル(CUH-ZVR2)の方が買いです!

 初代PSVR(CUH-ZVR1)は2016年10月13日に発売され、すでに発売から数年が経過し、マイナーバージョンアップの新型モデルのPSVR(CUH-ZVR2) 2017年10月14日 に発売されています。この仕様的な性能差についてはすでに各レビューサイトでも紹介されているので割愛させていただくとして、実はこのマイナーバージョンアップ版、先行して紹介している各サイトで紹介されていない、非常に重要な改良部分があります。

 それは、ディスプレイの画素間の隙間の黒い部分(ブラック・マトリックス)がマイナーバージョンアップ版ではほとんど目立たなくなっていることです。おそらく、初期バージョン品を使用された経験のある方なら気付かれたと思います。初期型PSVRの画面は黒い線のメッシュのようなものが目につきます。これは開発当時採用されたOLED(有機EL)ディスプレイの解像度が液晶と比較して画面の精細度を上げられない背景から起こる現象で、一つの画素(RGBの三原色で1セット)のあいだの黒い部分が、至近距離で見ることからどうしても「見えてしまう」状況にあるためです。

 もともとPSVRのディスプレイはOLEDより高精細のLCD(液晶)ディスプレイで開発されていたと聞いています。ところが、製品化の最終段階でLCDを使用した場合のディスプレイの反応速度の遅さ(LCDの反応速度はms(ミリセカンド)レベルといわれています)が足かせとなりどうしても「VR酔い」を回避できなかったことから、急遽OLEDディスプレイに変更し(OLEDの反応速度はμs(マイクロセカンド)レベル)これに対応したと聞いています。ところが開発当時に安定的に入手できるOLEDディスプレイの解像度がどうしても上げられないため、この点多少ブラック・マトリックスが目視されるレベルでも製品化を進めていたようです。

 ところがマイナーバージョンアップ後のPSVR(CUH-ZVR2)はこのブラック・マトリックスがほとんど目視で確認できないレベルになっています。実は私は初期型のPSVRを当時非常にプレミアム価格でしか買えない時期に購入したのですが、どうもこの画素の粗さもあり売却してしまいました。その後、ある筋からこの話を聞いてから、どうしてもマイナーバージョンアップ後の画素表現レベルを確認したく(正直、ACECOMBAT7が出たのも大きな理由ですが…)再度マイナーバージョンアップ後のPSVRを購入し、プレイしてみたところ「確かに画素間の黒い部分が消えている」のが確認できました。

 同情報については、ほとんどのレビューサイドでも情報がUPされていません。非常に疑問に思いますが、おそらくその原因は、ほとんどのレビュアーの方は旧・新型の比較実体験をしているのではなく、メーカーサイト等からのスペックの比較をいち早くサイトにアップすることを競う形で記事化されているのが原因ではないでしょうか?これについては誰もUPしていなかった情報であったので、なにがしかの形で共有したかった、これが本音です。無論、企業の秘密保持の考えもあるでしょうから、細かい技術については公開することはできないのですが、確実に体感できるレベルで画素間の黒が目立たなくなっています。現在オークションやフリマサイト等でPSVR数多く出品されています。初期型の方が多少安く買えるようですが、ここで声を大にして言いたい。買うなら絶対マイナー・バージョンアップ後のCUH-ZVR2の方です!

 信じるか、信じないか?は読者の皆様のご判断に任せます。でも、どこかで言いたかった。まさに「王様の耳はロバの耳!」でした。

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